「仕事は自分で探して、創り出すものだ。」織田信長
相手は何を求めているのかを理解し、自分のやることをどのようにやるかを考え行動を起こすことが仕事の肝になります。
そんななか、時代や状況の変化を察知し、固定観念に縛られず柔軟な考え方と発想で問題の解決方法を決めて実行するというのがこの格言を現代に当てはめたときの意味になるはずです。
AIに仕事を取られたから仕事がなくなってしまう、という懸念が世の中にあります。自分の仕事もAIに取って代わられるのではないか、と思いながら不安に思う人もいます。
そこで、仕事は自分で探して創り出すという発想で考えてみます。
AIが出てきたということは、AIを使いこなす仕事が生まれる、またはAIを使いこなすという形で業務が変わる事になります。
私のようなシステム屋も、AIがコードを書けるようになったのでいらなくなるかもしれません。でも顧客が本当に求めているものをAIが理解してるかどうかはわかりません。ヒアリングして言外のことまで理解して提案するにはなかなかの会話術が必要なのではないでしょうか。
これからドンドン精度は上がっていくでしょうが、最後にシステムを使うのは人間、最初に求めるのも人間です。
どう使いこなしてやろうか、使いこなしてどう仕事のやり方を変えていけるか、変えた仕事を他でも使えないだろうか、つまり新しいサービスとして提供できないか、と考えると仕事を創り出すことが出来ます。
まぁ簡単に言うなよやるのは難しいぞという話ですが、そこは同じく信長の「臆病者の目には、常に敵が大軍に見える」です。AIに仕事を取られるかもという不安にかられているからであり、課題を明確化して一覧にし一つ一つ解決する事で実現に近づけます。
所詮はツールに過ぎないのですから。そのツールを使った仕事を生み出せばいいということです。
例えばレジも自動化したものの使い方がわからないお客さんもいます。そのお客さんをサポートするという仕事に変わりました。
それが効率いいのかどうかは置いておきますがね。
無人になったとはいえ、管理して使いこなす仕事が生まれました。そこをわかって入り込めるかです。
仕事をする目的自体は変わりません。変わるのは仕事の内容と道具です。仕事の内容を理解して、その道具をどのように使うかというところが肝になります。
とはいえここから先のAIの、活用方法については私も勉強中の身です。柔軟な発想をするにはインプットがまず必要です。
大胆な発想というものは膨大なインプットから何と何を組み合わせるかで生まれます。AIとなにを組み合わせるか、考えるのも楽しそうです。
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