己の立場を明確にできない者こそ、いざというときに一番頼りにならない。(藤堂高虎)

「己の立場を明確にできない者こそ、いざというときに一番頼りにならない。」藤堂高虎

自分はこのチームでどんな立場でいるべきなのか、ということを明確にしないと「あなたがいてよかった」といわれる人間にはなかなかなることが出来ません。「自分はこのチームをこうしていきたいです。チームの一員として私はこのような役割を担います。」と明確に言えないといけません。

目的意識を持ちビジョンを描く

チームの方向性を理解し、その中で自分自身のできることできないことを分析し、自分の強みを生かしてチームに貢献する方法を明確にし、有言実行するといった事です。目的意識を持ちビジョンを描くことを常にやっておくことが必要です。

そうでないと、チームにいても「ただ存在するだけの人」で終わってしまいます。目的意識とビジョンがないとメンバーからも仲間とは認識されません。単なる作業する人でしかありません。

もしもの時の頼れる人・頼りない人

もしもチームでやっている事でトラブルがあった場合、目的意識とビジョンがあればこのトラブルに対してどう対処すべきかを当事者意識を持って考えて実行に移すことが出来ます。目的があればあとは手段を考えるだけであり、手段が決まればあとは実行に移すだけなのでやることが明確です。

しかし目的意識とビジョンがないと、「なんかトラブル起きた。どうしよう?どうすればいいですか?」と対処に困ってしまいます。どうすればいいのかがわからないのは、どうあるべきかが明確になっていないからです。ゴールを設定してないからどう進めばいいかがわからないのです。

そんな人がチーム内にいては、もしもの時に頼りになりませんよね。

しかし目的意識とビジョンをを持っていれば逆に頼りがいがありますね。対処する案が出せるかもしれませんし、自分の強みを分かっていれば「私これならできます。これをやればうまく対処できるはずです」と言えます。

とても頼もしいですね。

己の立場を明確にするには

では、目的意識とビジョンを持つにはどうすればいいでしょうか。それは自己分析とチームの分析です。

チームの状況、強み弱みを把握し、自分の強み弱みを把握すれば、チームの弱みを自分の強みでカバーできるかもしれません。チームにとっては心強いですね。

また、弱みを知っておけば勉強するなり経験を積むつもりで挑戦すれば自分のスキルアップにもつながり、さらにチームにも貢献できるようになります。

チームにとっても自分にとっても、いい事尽くめです。

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