【40代・50代からでも遅くない】伊能忠敬に学ぶ「人は歳を重ねても志を立てられる」人生再挑戦の具体的手順
「もう若くないから」「今さら新しいことを始めても意味がない」――40代、50代になると、こうした言葉が頭をよぎることは少なくありません。体力や記憶力の衰え、仕事や家庭の責任の重さを理由に、挑戦そのものを諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、日本の歴史を振り返ると、その考えを根底から覆す人物がいます。それが江戸時代の偉人、伊能忠敬(いのう ただたか)です。
伊能忠敬の格言「人は歳を重ねても志を立てられる」とは
「人は歳を重ねても志を立てられる」
――忠敬伝
この言葉は、伊能忠敬の生涯を記した伝記類、いわゆる『忠敬伝』に見られる思想を要約したものです。伊能忠敬は、50歳で隠居した後、本格的に天文学と測量を学び始め、55歳から全国測量の旅に出ました。最終的に完成した「大日本沿海輿地全図」は、日本史に残る偉業として今も高く評価されています。
つまり伊能忠敬は、「若いから挑戦できた」のではありません。年齢を重ねたからこそ、覚悟を持って志を立て、人生を賭けた挑戦をした人物なのです。
なぜ今、40代・50代に伊能忠敬の言葉が響くのか
現代社会では、キャリアの折り返し地点を40代と捉えることが多いです。管理職としての責任、家族の将来への不安、健康問題などが重なり、「守り」に入ってしまいがちです。
私自身も40代に差し掛かった頃、「このまま今の仕事を続けるだけで本当にいいのだろうか」と強い停滞感を覚えました。新しいスキルを学ぶ意欲はありましたが、「若い人には敵わない」「時間がない」という言い訳を並べ、行動に移せずにいました。
そんな時に出会ったのが、伊能忠敬の生き方でした。50代半ばから日本全国を歩いて測量を続けたという事実は、「自分は何を恐れているのだろう」と考え直すきっかけになったのです。
【体験談】40代で学び直しに挑戦した私のエピソード
私は40代半ばで、まったく未経験だった分野の学び直しを始めました。仕事の合間、早朝や就寝前の30分を使って勉強を続けましたが、最初は正直かなり苦しかったです。理解が遅く、若い頃のように一気に吸収できませんでした。
それでも伊能忠敬の姿を思い浮かべ、「忠敬は50代でこれをやった。自分はまだ歩き出したばかりだ」と自分に言い聞かせ、毎日少しずつ続けました。その結果、1年後には仕事の幅が広がり、新しい役割を任されるようになりました。
大きな成功ではありませんが、「歳を理由に諦めなくてよかった」という確かな実感を得ることができました。
伊能忠敬の格言から学ぶ「40代・50代の挑戦」具体的手順
手順① 年齢を言い訳にする思考を捨てる
まず必要なのは、「もう遅い」という思考を手放すことです。伊能忠敬は50歳で新たな志を立てました。年齢は行動を制限する理由ではなく、覚悟を深める材料に変えられます。
手順② 志を言語化する
忠敬は「正確な日本地図を作る」という明確な目的を持っていました。現代でも同じです。「何となく変わりたい」ではなく、「3年後にこの分野で通用する力をつける」など、具体的に言葉にしてください。
手順③ 小さな一歩を毎日の習慣にする
全国測量も、一日一日の積み重ねでした。現代では、毎日30分の学習、週1回のアウトプットなど、無理のない行動を習慣化することが重要です。
手順④ 成果を急がず、継続を評価軸にする
40代・50代の挑戦は、即効性を求めると挫折しやすくなります。「続いているかどうか」を成功の基準にしましょう。
この方法を実践すると、どう良くなるのか
この手順を実践すると、まず「自分はまだ成長できる」という感覚が戻ってきます。私の場合、仕事への姿勢が前向きになり、周囲からの信頼も高まりました。また、学び続ける姿を見て、家族からも応援されるようになりました。
具体的には、会議での発言が増え、新しいプロジェクトに声をかけられる機会が増えました。年齢を重ねたからこそ持つ経験と、新しい知識が組み合わさり、以前よりも価値を発揮できるようになったのです。
【応用編】さらに成長を加速させるやり方
応用としておすすめなのが、「学びを人に伝える」ことです。伊能忠敬も、多くの弟子や協力者と共に測量を行いました。現代でも、学んだことをブログや社内勉強会で共有することで、理解が深まり、継続力が高まります。
また、同世代の挑戦者とつながることで、孤独感が減り、長期的な挑戦が続けやすくなります。
まとめ|伊能忠敬が教えてくれる40代・50代の可能性
伊能忠敬の「人は歳を重ねても志を立てられる」という言葉は、40代・50代にこそ響く人生の指針です。年齢を理由に諦めるのではなく、年齢を重ねた今だからこそ立てられる志があります。
今日から、小さな一歩を踏み出してみてください。その一歩が、数年後のあなたの人生地図を大きく描き変えるかもしれません。
出典
- 『伊能忠敬伝』
- 渡辺一郎 編『伊能忠敬の生涯と業績』

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